ミーコ・・ありがとう




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いつの間にか居ついてしまった、野良猫に「ミーコ」と名前を付けてあげた。

もうこの家にいついて何十年もたっている、三毛猫の「ミーコ」

白地にとら柄と、黒の三毛猫ミーコ

足が真っ白な甘え上手なミーコが動かなくなった。

私の腕のなかで、動かなくなった。

始めてミーコが来たのは、いつだったか?

玄関先で「ミャー、ミャー」と猫の声がした。

玄関を開けると外には子猫が居た。

私が外へ出ると、しっぽを真っすぐにたて、私に寄り添い出来た。

ミーコが私の太ももに頭をこすりつけてきたのを覚えている。

甘えたの子猫

毎日、毎日

玄関先でミーコが猫撫で声泣いていた。

毎日、夕食の残りものを挙げていた。

雨だって、雪の日だって玄関先で開けてくれるのを待っていたミーコ

そのミーコが動かなくなった。

今朝

何かの知らせ?

これが虫のしらせというのでしょうか?

布団を蹴り上げ、知らぬ間に玄関先へと私はかけていた

鍵を開け、玄関先を見ると

丸くなっているミーコが・・・

私に気付いたのか小さい声で「ミャー」と今にも消えそうな声でこちらを見た。

小さい声で、それでも一生懸命に「ミャー」と

ミーコ!

思わず両腕で抱きしめていた。

まだ、温かい

今にも消えそうな小さい声で鳴く

声にならないような、最後は息だけで鳴くよう

今までありがとうと伝えに来たのか?

しばらくは、息をしていたが

そのうちに、私の腕の中で動かなくなっていた。

でも、

まだ、温かい

小さい口からは、舌がでている。

今まで、動いていたのに、

今はまったく、動かない

ミーコ

ミーコ

甘えたの子猫

甘え上手なミーコが・・・


知らぬ間に涙があふれていた


声を殺して泣いた!

泣いていた。

娘と妻が後ろから私の肩を抱いた


大丈夫

最後にミーコが挨拶に来てくれたんだよ

今までありがとうって・・・

娘が言った

お墓作ってあげようよ


そうだね


玄関先の植木の傍を掘った


そして動かなくなったミーコを


上には小さい石を積みお墓を作ってあげた


今まで家族の一員だったミーコ

お前がいたから、元気になれた。

おまえがいたから、優しい気持ちにもなれたよ。

お前がいたから、さみしいことがなかった

ありがとう

今まで、いつも玄関先にきてくれて


ありがとう


でも、


もうこれからは、飼わない


こんな悲しい思いをするなら


これからは、飼わない


ミーコが最初で最後


ありがとうミーコ





















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