兵庫・洲本5人刺殺 2遺族のコメント全文「反省みじんも感じられず」

兵庫県洲本市で2015年3月、2家族の男女計5人が刺殺された事件で、殺人罪などに問われた平野達彦被告(42)に死刑判決を言い渡した22日の神戸地裁判決を受け、犠牲者の平野浩之さん=当時(62)=と妻方子(まさこ)さん=同(59)、母静子さん=同(84)=の遺族と、平野毅(たけし)さん=当時(82)=と妻恒子さん=同(79)=の遺族が、それぞれ代理人弁護士を通じてコメントを出した。


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■平野浩之さん遺族のコメント全文


 「私たちは、2月からの裁判に参加させていただきました。正直、一日一日がとてもつらかったのですが、どうにか全期日に出席しました。しかしながら、法廷で明らかになった被告人の言い分は、全く空っぽにしか思えませんでした。結審後も、気持ちが前に向かず、眠れない日々を過ごしました。


 今日の判決内容は、当然の結果だと思い、裁判官・裁判員の皆さまに感謝申し上げます。でも、当たり前ですが、この判決が出ても、元通りにはなりません。


 被告人が語った、あのようなばかげた理由で、なぜ大切な家族の命が奪われたのか、今でも理解できません。せめて、今日の判断が被告人に響いてほしいと思うのですが、一連の被告人の様子を見ると、それも期待できないことが分かります。ただただむなしい、悲しい気持ちです。


 今の現実をどのように受け入れるべきなのか、この先、どのように生きていくべきか、まだ考える気にもなれません。手続きが今後どのような日程で進むのか、まだ分かりませんが、私たちとしては速やかな刑の執行を待ちます。どうか私たち家族を、そっとしておいてください。


 最後に、この手続き中、兵庫県警、検察庁、裁判所、ひょうご被害者支援センターの方々には、きめ細かくサポートしていただき、大変お世話になりました。深く感謝を申し上げたいと思います」


■平野毅さん遺族のコメント全文


 「本日、被告人平野達彦に対して、死刑の判決が言い渡されました。私たち遺族としては、この裁判において求めていた判決であり、適切に事実を認定し、私たちの気持ちを酌んだ判決をしてくださった裁判官、裁判員に対して、感謝申し上げます。


 私たち遺族は、この裁判を通じて、被告人に対して本当のことを話してもらいたい、反省をしているのかも聞きたいと望んでいましたが、被告人は、理解に苦しむような自らの主張を一方的に繰り返すのみであり聞いているだけでも苦痛でした。被告人には反省はみじんも感じられませんでした。


 私たちは、被告人は死刑になるだろうと思ってはいましたが、今日、死刑の判決を聞いてほっとしたという気持ちです。死刑判決が出た以上は、被告人には控訴せずに、早く執行をしてほしいと思っています。


 今日の死刑判決でも亡くなった毅と恒子は戻っては来ませんが、今日の判決を仏前に報告したいと思います。


 また、判決では触れられてはいませんでしたが、重篤な精神障害を有する者に対して、病院や行政、警察等の関係機関が適切な連携をとれなかったことがこの事件の要因の一つになっています。その点については、今後、関係機関において、この事件を契機に、そのような連携を構築するよう検討いただきたいと思います」




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